春の消費税アップ!医療費ってどう決まるの?

 

かに座(cancer)星雲Crab Nebula-photo credit NASA's Marshall Space Flight Center via flickr ※Cancerは「大きなカニ」、英語表記の「がんの病名」。
かに座(Cancer)星雲Crab Nebula-photo credit NASA via flickr
※Cancerは「大きなカニ」、英語表記の「がんの病名」

準備はOKですか?

春からは消費税がアップされるので、お金が出て行かない工夫を考えておく必要はある。貯めたお金も、人生のステージで必要なことあればその費用のために使われる。もちろん生活費、住宅などの購入資金や子供の教育費。使う必要があるお金は蓄えておく必要がある。必要なお金は他にもある。

人間は歳を取り老いる。老いれば病気になりやすい。まず必要になってくるのは、医療費だ。それから介護費用。

健康保険は3割負担で、介護保険は1割負担だし、TVのニュースでは国家の財政が緊迫していることも報道されている。その保険料の自己負担率が上がるかも知れない。歳を重ねると病気になるリスクは高くなるのは当然だ。働けない歳に病気になったら、年金生活が始まる65歳前に、病気になったらどうするんだろう?
先日送られてきた保険会社のパンフレットみて、病気になった時に結構費用が掛かりびっくりした。そして、自分で調べたものをまとめてみた。生きていくステージの段階で、病気になった時の備えは健康保険だけで充分なのか?そうでなかったら、人生を楽しむことはできない。

入院する期間が短くなった

その理由は、

医学の進歩で治療が高度になった。

手術などで開腹せずに治療ができる。

身体への負担が少なくなった。

また、別の視点では、

少子化が進み、人口の高齢化が進んだ。

そのため、医療費負担が増えた。

国家方針で入院医療費が抑制された。

これらの理由により、入院日数が減る傾向にあること。

短い入院なら費用は安くなるはずだけど、、、

入院期間の内に完治すればOK!でも、それは比較的に軽い病気だ。
現在の医療のシステムは過去とは変化していた。医療費は高くなっていた。

その理由を掘り下げると、
短い入院期間中に高度化した治療を受けることが可能なので、その分、1日当たりの医療費は増加している。
今まで入院による治療から通院しての治療にシフトされた。

また、調べていくと、
高度化した腹腔鏡などの手術は、開腹する手術よりも高額となる。
従来の開腹する手術よりも高額高度な治療費の割合が、年々増加している

さらに、詳しく図書館で調べました。
平成24年度4月版の医科診療報酬点数表(社会保険研究所)によると、
(診療報酬点数1点は、10円)

肺がんによる肺部分切除は、(66万5千円と60万3500円)
  胸腔鏡手術の場合66,500点、開胸手術の場合60,350点

直腸がんによる患部の部分切除は、(75万4600円と42万8500円)
  腹腔鏡手術の場合75,460点、開腹手術の場合42,850点

胃がんによる患部の部分切除は、(64万1200円と55万8700円)
  腹腔鏡手術の場合64,120点、開腹手術の場合55,870点

比較すると、最新の手術は過去の手術方法によるものより高額だ。しかし、患者への身体的負担を考えると医師の選択はこちらだ。そして、入院期間が短かくなるメリットもある。早期退院ができるが、通院治療が必要になる。しかも、3割負担で、通院の際の交通費や仕事を休むことなどを考えるとかなりの負担となる。
まとめると、

手術などを必要とする病気になったとしたら、手術の前に通院、手術の後にも通院する必要があり、自分が入っている保険がその範囲まで保障されているのかを、ちゃんとチェックする必要がある。無ければ、自己負担がキツクなる。

入院の短期化の備えが必要だ。
入院と認められる基準は様々だ。入院したのに5日目から保障なんて意味が無い。
通院への備えが必要だ
がんばって病気の治療中に通院の保障がされていないと医療保険に加入する意味が無い。

なので、医療保険は掛け捨ての保険料なので、加入している内容をチェック!
私は、加入していた医療保険は入院5日目からの保障で、通院は保証されていませんでした。
「危なかった!」です。

診療点数早見表 2013年4月増補版 [単行本]

診療点数早見表 2013年4月増補版 (参考)

7対1病床の問題も現在議論されている。医療費は毎年毎年1兆円規模で増加しているのを知っていますか?

診療報酬が改定されると医療費は値上がりをします。準備はOKですか?

失ってわかること。何のためにお金を使うのか?

失ってからこそ、わかること。

ブラックジャックによろしく(作:佐藤秀峰より)
ブラックジャックによろしく(作:佐藤秀峰より)

最近は、元気だけれど、ふと自分が病気になったらどうしよう?などとフト考える時がある。誰にでもあるコトだろう。そんな時に人は健康=体力をつける=ジムやフィトネスクラブに入会したり、結局続かなかったり。実は、自分もそうだ。昨年にApp StoreのiBooksで無料配布されたブラックジャックによろしく(作者:佐藤秀峰)を読んだ。全巻無料ということもあり、ダウンロードして読んでみた。中学生の頃、手塚治虫のブラックジャックを読んでいたこともあり、二番煎じ的なイメージだけで、あまり期待はしていなかった。そのマンガの中で、普通の専業主婦のお母さんが「がん」になる話がある。手術や放射線治療、投薬などの治療を受けながら、懸命に生きようとする。だが、患者は死んでゆく。家族に看取られながら、命の灯火を静かに消してゆく。

それぞれのドラマがあった。

泣いた。

人間は誰もがいつかは死んでゆく。『あなたが迎えたこの朝は、他の誰かがどうしても迎えたかった朝なのです。』ネットの中で出会った言葉が頭に突き刺さる。当たり前に過ごし過ぎてゆく毎日にも、この空の下でいろんなドラマがある。
現在、日本人の2人に1人は「がん」になるといわれる時代となった。(東京大学医学部附属病院放射線科准教授 中川恵一 著「ビジュアル版がんの教科書」)「がん」は身近な病気のだ。この身近には誰もが抵抗がある。

ビジュアル版 がんの教科書

では、自分は「がん」と診断され、告知されたら。どうするのか?やはり、残してゆく家族のこと、生きている間にやりたいコトを考える。

ある人は、

子供が生まれるまでは、

子供が成長するまでは、

子供が結婚するまでは、

孫の顔をみるまでは、

 

またある人は、

この仕事が完成するまでは、

この作品を完成させるまでは、

リミットを意識する。

そう、その時までは、「生きていたい」と願う。そして、リミットを意識する。
人間は、この世に生まれて、そして遅かれ早かれ1人の例外もなく死んでいく。
それは、悲しいことではなく、自然の摂理だ。これから、いかに自分を生きていくのか?
自分に与えられた「人生」を無駄なく生きていくためには。
自分が日頃ほとんど意識しないもの、あって当たり前と思っているものほど重大だ。
無くして気が付くものがある。それこそが健康で、命の延長(=治療)をしていく。
一生懸命に!
病気になれば、とりわけ「がん」になったら、そのための治療はもちろん大変だが、治療費にはお金がかかる。
医療保険、がん保険をこれから、真剣に考えたいと思い、ググってみた。

保険には、

死亡保険

年金保険

医療保険

年金保険

介護保険

があるが、その中でも、最近は特に医療保険の「がん保険」に関心がある。
「ブラックジャックによろしく」に教えられたようだ。

がんが原因で死亡するのは、
男性では40歳後半から、女性では30歳から50歳までは、乳がんや子宮がんなど女性特定疾病があり男性それよりも高い。

まずは、自分と妻の分を資料請求をした。

最終話で研修医の主人公は、付き合っている看護師の彼女から、こう問われる。

『自転車を倒さないようにするにはどうしたらいいか分かる?』
主人公の研修医は黙っている。
『走り続けること・・・・』
『自転車を安定させるには、止まっちゃダメなんだよ・・・・・』

私達は、走り続けるしかありません。

「幸せ」=「愛」>「健康」>「金」
まずは、愛すること。そして、健康な体を維持すること。お金はその後。
お金持ちでもいつかは死んでゆきます。人生を楽しむためには、人を愛する心と健康な体。
お金はそれを実現する一つの手段だ。それが、幸せに繋がる。
もし、愛する人と暮らしていたりや打込んでいる仕事など、人生の途中で、「がん」などの病気になったら、誰もがリミットを意識して、リミットを伸ばしたいと思うだろう?
そのためにお金を使うことが大切で、そうなった時を想定して、保険などを準備すること。
これからの人生を楽しむためには最低限必要だ。
初めて、自分の残りの人生を楽しむという前向きな気持で、「保険」と向き合った。


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