準備はOKですか?
春からは消費税がアップされるので、お金が出て行かない工夫を考えておく必要はある。貯めたお金も、人生のステージで必要なことあればその費用のために使われる。もちろん生活費、住宅などの購入資金や子供の教育費。使う必要があるお金は蓄えておく必要がある。必要なお金は他にもある。
人間は歳を取り老いる。老いれば病気になりやすい。まず必要になってくるのは、医療費だ。それから介護費用。
健康保険は3割負担で、介護保険は1割負担だし、TVのニュースでは国家の財政が緊迫していることも報道されている。その保険料の自己負担率が上がるかも知れない。歳を重ねると病気になるリスクは高くなるのは当然だ。働けない歳に病気になったら、年金生活が始まる65歳前に、病気になったらどうするんだろう?
先日送られてきた保険会社のパンフレットみて、病気になった時に結構費用が掛かりびっくりした。そして、自分で調べたものをまとめてみた。生きていくステージの段階で、病気になった時の備えは健康保険だけで充分なのか?そうでなかったら、人生を楽しむことはできない。
入院する期間が短くなった
その理由は、
医学の進歩で治療が高度になった。
手術などで開腹せずに治療ができる。
身体への負担が少なくなった。
また、別の視点では、
少子化が進み、人口の高齢化が進んだ。
そのため、医療費負担が増えた。
国家方針で入院医療費が抑制された。
これらの理由により、入院日数が減る傾向にあること。
短い入院なら費用は安くなるはずだけど、、、
入院期間の内に完治すればOK!でも、それは比較的に軽い病気だ。
現在の医療のシステムは過去とは変化していた。医療費は高くなっていた。
その理由を掘り下げると、
短い入院期間中に高度化した治療を受けることが可能なので、その分、1日当たりの医療費は増加している。
今まで入院による治療から通院しての治療にシフトされた。
また、調べていくと、
高度化した腹腔鏡などの手術は、開腹する手術よりも高額となる。
従来の開腹する手術よりも高額高度な治療費の割合が、年々増加している
さらに、詳しく図書館で調べました。
平成24年度4月版の医科診療報酬点数表(社会保険研究所)によると、
(診療報酬点数1点は、10円)
肺がんによる肺部分切除は、(66万5千円と60万3500円)
胸腔鏡手術の場合66,500点、開胸手術の場合60,350点
直腸がんによる患部の部分切除は、(75万4600円と42万8500円)
腹腔鏡手術の場合75,460点、開腹手術の場合42,850点
胃がんによる患部の部分切除は、(64万1200円と55万8700円)
腹腔鏡手術の場合64,120点、開腹手術の場合55,870点
まとめると、
手術などを必要とする病気になったとしたら、手術の前に通院、手術の後にも通院する必要があり、自分が入っている保険がその範囲まで保障されているのかを、ちゃんとチェックする必要がある。無ければ、自己負担がキツクなる。
入院の短期化の備えが必要だ。
入院と認められる基準は様々だ。入院したのに5日目から保障なんて意味が無い。
通院への備えが必要だ。
がんばって病気の治療中に通院の保障がされていないと医療保険に加入する意味が無い。
なので、医療保険は掛け捨ての保険料なので、加入している内容をチェック!
私は、加入していた医療保険は入院5日目からの保障で、通院は保証されていませんでした。
「危なかった!」です。
診療点数早見表 2013年4月増補版 [単行本]
診療点数早見表 2013年4月増補版 (参考)
7対1病床の問題も現在議論されている。医療費は毎年毎年1兆円規模で増加しているのを知っていますか?
診療報酬が改定されると医療費は値上がりをします。準備はOKですか?